スイス軍 ウールジャケット グレー 後期型 USED

スイス軍実物のウールジャケットです。スイスは永久中立国ということもあり、長年にわたって独自の軍備を整えていました。一方で1926年や1940年に規定された軍服の一部は、スウェーデンやドイツとしばしば類似していました。
第二次世界大戦後の1949年には新たな規定が定められ、1950年代後半にはアルペンカモと呼ばれるTAZ 57(TASS 57)迷彩が登場・採用されましたが、ウールのジャケットやコートなどのデザインが大きく変わることはありませんでした。このジャケットは1970年代から導入され、1950年代から使用されていたモデルのデザインから大きく変わることはありませんでしたが、腰のポケットはマチの無いスリットポケットへ変更されました。
生地は厚手のウールです。裏地はキュプラのようにサラッとした滑りの良い生地で、着やすくなっています。フロントは4つのボタンで開閉でき、ボタンにはスイスの国章である十字マークが象られています。
フロントポケットは4つです。左胸の内側には手帳などを収納するための内ポケットを備えており、ボタンで留めることができます。
また左下腹部には包帯などを収納するための内ポケットも備えており、こちらもボタンで留めることができます。両肩にはエポレット、ウエストの左右にはベルト用の金属製フックを備えています。

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